みなさんは訪問介護職がどんな仕事をするのか知っていますか?
老人ホームなどの施設介護では、リハビリの補助や入浴介助、排泄介助などをすると聞いたことがあると思います。しかし、訪問介護の仕事内容についてはよく分かっていないという人が多いのではないでしょうか。訪問介護は利用者のお宅へ訪問し、ケアプランに基づいた介護の提供を行います。業務は大きく分けて2種類ありますが、それぞれの利用者によってどれを求められているかは異なります。

【身体介護】
・食事介助・排泄介助やオムツ交換
・部分浴や入浴の介助・清拭・更衣の介助
・洗顔や歯磨きなどの身体整容・移動や移乗の介助
・服薬介助・体位変換・起床や就寝の介助・リハビリの介助

【生活援助】
・掃除・洗濯・調理・食器洗い
・食料品や日用品の買い物・ゴミ出し・シーツ交換・薬の受け取り

などがメインです。全て利用者の分のみを行いますので、ご家族の分の料理を作ったり買い物をする必要はありません。業務が終わったら、記録用紙や活動報告書などにその日に行った業務内容・利用者の体調・様子を記録し、サインをもらいます。認知症であったり、記入が難しいといった利用者の場合には、ケアマネージャーに相談しましょう。それぞれの事業所での対応策に沿ってサインをもらいます。一連の業務が終わったら、次の訪問先へ向かいます。1軒あたり、およそ1~2時間ほどの業務であることが多いです。中には30分で終わる業務や3時間ほどかかる場合があり、業務内容に大きく差があるので注意しましょう。

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